ジョン・ウェスレー回心記念日に寄せて

5月24日はジョン・ウェスレーの回心記念日。

ウェスレーってどんな人か知っていますか?

1703~1791 87歳で没

生涯、イギリス国教会(アングリカン・チャーチ)の教職。そして今日のメソジストとか、ホーリネスと呼ばれるキリスト教のグループ(教団、教派、群)の始祖となった人。

 

ウェスレーは、キリスト教の正道(まさみち)を歩く人でした。

「聖書・一書の人」でした。

聖書の中心的教えを一心に見つめる人でした。

 

「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」イエスはお答えになった。「第一の掟は、これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」   マルコによる福音書12章28~31節

      聖書 新共同訳: (c)共同訳聖書実行委員会

  Executive Committee of The Common Bible Translation

  (c)日本聖書協会Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

 
「神を愛する、隣人を愛する」

 ジョン・ウェスレーにとって、ここが大海であり、全てがこの海に流れています。

この海に流れ着かないものはどんなものも退けられます。

これがウェスレアンの正道なのです。

イエス・キリスト様は十字架の上で、私たちのあがないを完成されました。

なぜでしょう?それは私たちをこの海に導くためです。

「神を愛する、隣人を愛する」

ここに私たちの生の営みの頂点(目標)があり、ここに至らない教理や信仰は空しい。ウェスレアンの信仰はここにあります。(H.Y)